都合により、3話後編飛ばします。めんどくさいし下ネタ満載だったし。
§4 出会い
(前編:死闘編)
最近になって、部活の苛烈さは
度を増した。スパイク練習の時間を削って
壁うちの時間にまわされる。
何故かというと、女子バレー部のせいだ。
女子バレー部は、僕たちとは違い、
かなりの実力がある。区大会や
市大会等でもそこそこ良い成績を
おさめている。
では何故、男子はバレー部に入ろうとしないのだろうか。
それは、真面目な話になるが、言ってしまえば女子バレー日本代表の活躍のせいである。
1969年から1971年までフジテレビ系でテレビアニメ化された、『アタックNo.1』や
『サインはV!』、さらには1964年の東京オリンピック・女子バレーボール"東洋の魔女"の登場
によって、「バレーって女っぽい」って感じのイメージが定着し、男子はバレー部にはひじょーに入り辛い。するとうちの学校のバレー部は弱くなり、「弱い部活にわざわざ入る意味ねぇwww」ってことになり、余計入らなくなる。
つまりはこういうこと。そしてそのとばっちりを受けて、
女子バレーやってる横の体育館の角で
一人で部活してると言うわけ。
いや、厳密には一人ではない。もう一人バレー部はいる。
Y岡といい、バレーが非常に巧く、その為高校で全国大会常連の中高一貫校、佛徳中学に
練習に、ほとんど毎日練習に行っているため、あまり顔を会わせない。
勉強も運動も、何もかも平均よりちょっと上の、バレー以外は極めて平凡な奴なのだが、
実は腹黒いところがあって、僕はあんまり仲のいい方じゃない。
「そぉーれっ♡」
「せーのっ★」
女子バレー部の黄色い声が聞こえてくる。
せめて仲間と一緒に、バレーがしたい。
もうかれこれ2週間、ずーっと壁打ちパスの練習ばっかだったし。
うぁぁー、もうこの際Y岡でいいから。
そう思いながら、ひたすらボールと壁ばっかり目に入る壁うち練習を続ける。
ぱん・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぱん・・・・・・・・・・・・・・・・・
パン・・・・・・・・・・・・・・・・・
ポン・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぽん・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぽん・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな時、僕の肩に、誰かの、暖かい手が置かれた。
「Y岡!!」
良かった!仲間とバレーっつーかまともな練習ができる!
(まぁ、ひとりでいることが嫌なだけだけど)
「でさーっ」
振り返ると、
そこには、
「なんだね?」
Y岡じゃなく変態顧問のヒラメがいた。
ロリコンだからうちの学校へ勤務することにした(机漁ったら出て来るんだ証拠が沢山)
そして僕をバレー部に追いやった張本人!
あぁーっちっくしょーヒラメかよ・・・
「本当に集中しとったら肩に手を置かれてもわからんはずだ」
あぁぁうっぜぇぇええ!!!こいつの下で部活させられていることが悔しいぜ・・・・・・・・・・
メッタメタにしてやりてぇ・・・・・・
・・・・・ん?
くくくっくくくく・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・凄まじいsomethingを見てしまった!
よしよし、コレを指摘すればヒラメを社会的な意味で抹殺できる!
□□□□、いきまーす!(ガンダム風に)
心の中で叫んだ。そして息をゆっくりと吸い込み、適度に大きな声で(女子バレー部は
静かに休憩中。よって声が良く通る!)叫ぶ。
主人公「せんせー、チャック
開いてますよ!しかも中身は丸出し!よって今あなたはノーパンですね!」
女A「えぇっ・・・!?」
女B「うっそー!キモ」
やった!攻撃が効いた!
この攻撃はいかに社会的に恥をかかせるかが問題だ。
そして今、女子バレー部じゅうに僕の声が聞こえている!
返答が楽しみだ!
さぁ、来い!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っこ、
こういう柄のパンツだ!」
やはり墓穴を掘ったな!ちょっとあまりにも返答がイタ過ぎだけど。
女A「きぃんもぉ!?」
女B「苦しすぎる言い訳だよね」
女C「ちょっそれマジ汚い」
「いえ、それはどこからどう見ても、
本物のアレです。」
女A「ぷぷっ・・・マジ痛いよね」
女B「うんわぁ・・・・・・・・・・・・・」
くくくっ!女子バレー部員がさりげなく追い討ちをかけてくれている!
「・・・・・・・それがどうした!私だっておまえだって人間だ!誰だって、うっかりパンツ履き忘れることだって、あるだろ!」
かかった!もうおまえは僕の手中にある。っつーかどんだけボケてんだよ。
「この場で責任を持って断言します。
ありません。 つーかありえません」
焦ってる焦ってる!脂汗っつーかいろんなとこからいろんな汁が出てるし。
やっぱ、こいつは真性変態だ。ほんまもんの変態だ。ちょっと見直したぜ・・・
ちょっとだけ。
「と言うか、なんでソレ
しまわないんですか?」
女A「・・・先生のソレは・・・・・・・・・その・・・・・・・・・・ちょっと短いことは・・・・・・・・ないですか。
ははww」
キタ―――――――――(・∀・)―――――――――――――――――!!!!!!!
「んんん・・・」「それがどうした!私がノーパンなのは事実だとしよう!だが私は誰にも迷惑をかけては
いないじゃないか!ど、どうだ!ん!」
うっわーめっさ逃げてる。ここまで開き直れるとは、こりゃ真性変態とかそうじゃないとか、
そういう次元の戦いではない!つーかもう今日バレーする必要ねーよな!
とっておきの「ごく普通のひねりもなんもないグサっと来る言葉」をかけてやろう。
「目のやり場に
困ります」
・・・・・・・・・(ハッ)・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!勝った!終わった!
「Y岡!そして警官隊の到着だ!」
「機動隊だ!わいせつ物頒布罪(わいせつ物陳列罪)で逮捕する!」
(参考)
わいせつ物頒布罪(わいせつ物陳列罪)
刑法第175条(わいせつ物頒布)
わいせつな文書、図画その他の物を頒布し、販売し、又は公然と陳列した者は、2年以下の懲役又は250万円以下の罰金若しくは科料に処する。販売の目的でこれらの物を所持した者も、同様とする。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
そして、男子バレー部の顧問は消えた。
数日後、代わりに以前バレー部の(数ヶ月前まで)顧問だったババァが顧問に復活した。
でもやる気の無いこの顧問はいつも「二人で適当にやっといて。私バーゲンに行かなきゃ」
とか何とかいって居なくなり、いつも一人で練習する事になるのであった。
あとがき
もうそろそろ本編に入りたい・・・・・・(5話ぐらいからか?)
でも本編は「目標がおかしいのにそれに向かって必死で突き進む主人公」を見て笑って欲しいから、バレーを知らない人は何処がおかしいのか分からなくて面白くないかも。
あと、学校名はそれっぽいエッセンスを残しつつ荒唐無稽な名前にしてます。
うちの学校?